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ペグって何? キャンプでのペグの選び方

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好きな事≪キャンプ・バイク・海≫をやる為に、仕事を効率よく終わらせたいといつも考えてます!!

キャンパーの縁の下の力持ち的存在

ペグって…聞いたことがあるような。無いような。頭の片隅にうっすらと記憶に残っているペグ。何に使うものかご存じですか?

 

キャンプなどでテントやタープを風で飛ばされるのを防ぐために地面に打ち込んでテントとペグを固定する場合とロープを使って固定する為の必需品です。今回はキャンプの主役になる存在ではありませんが、無くてはならない存在のペグの使い方や選び方についてご紹介します。

 

ペグの打ち方

 

ペグを地面に打ち込む角度には諸説あります。地面に対して直角の90度で打ち込む方法や画像のように50度~70度くらいで打ち込む方法があります。

 

今回は一般的な50度~70度で打ち込む方法をご紹介します。ペグを地面に刺す方向きはテントと反対側に傾いているようにペグを倒して打ち込みます。斜めに打ち込むことで地面から抜けにくくなります。ペグがしっかりと地面に打ち込めていないとテントやタープが風で飛ばされ、人に当たり大怪我をつながってしまう可能性があるので、注意ください。

 

ペグの打ち込む深さは地面から3cm~4㎝くらい残るようにするのが、良いです。風でも抜けにくく、足を引っかけるなどのリスクも無くなります。それでも夜になると、暗闇でペグやロープが見えにくく足を引っかける事が多くなります。

 

そのような危険を回避するために、ペグを光らせたりロープにライトや発光するアイテムを付けたりして、事故防止に心がけてキャンプを楽しんでください。

 ペグハンマー

出典:スノーピーク

 

ペグハンマーとはペグを地面に打ち込むためのハンマーとペグ抜きが一つになっている専用ハンマーです。家にあるハンマーで大丈夫じゃないの。と思われる方…テントを設営する地面が必ずしも柔らかくペグを打ち込みやすい状況とは限りません。周りにある石や木で打ち込むことも出来る場合もありますが、ペグを抜くときに大きく差が出ます。

 

そこでペグハンマーの特徴についてご紹介します。

 

ペグを叩く部分は皆さんがお持ちのハンマーやホームセンターで見かけるハンマーとあまり違いはありませんが、反対側の部分にペグを容易に抜く所がついているのが大きな特徴になります。

 

画像を見てもらうとペグを打つ反対側が少し尖っているのが、お分かりでしょうか。尖った部分をペグの穴部分に入れると、硬い地面に打ち込んだペグも強風で長いペグを使って地面深く差したペグも簡単に抜くことが出来ます。ペグハンマーがあるとないとでは、打ち込みと抜きをスムーズに行うことが出来るので、その後に悠々自適なキャンプを満喫できるので、是非1本お持ちになることをお勧めします。

 

ペグケース

出典:スノーピーク

 

ペグケースがなぜ必要なのか。ヒモで一つにまとめておけばバラバラにならないので良いのではないでしょうか。…その方法も一理ありますが、危険なのです。それではなぜペグケースが必要なのか、ご紹介します。

 

ペグにはプラスチックのものから鉄・アルミなど色々な素材のものがあります。先端が尖っていますのでキャンプ場へ向かう車内などで、ペグがテントや他のものに刺さったりして、危険な状況があるので是非ペグケースの活用をお勧めします。

 

そしてキャンプの回数が増えていくたびに、行く先々での地面が同じとは限りません。ペグの種類や長さもいつの間にか増えていくので、一つにまとめることによって、設営のスピードも片付けのスピードも格段に上がります。

 

画像のペグケースは、ペグハンマーと一緒に収納できるタイプです。ペグとハンマーはセットで使用するので、おすすめです。

 

ペグの種類

ペグってどのように選んでいますか。キャンプ用品店などに行くと色々な種類のペグが販売されています。長いものから短いものカラフルなものや光るもの…正直迷います。

 

そこで、ペグの種類と特徴を知ってもらうことが大事なので、種類ごとに適した地面と適していない地面について解説いたしますのでテントを設営しようと考えている場所をイメージしながら、ご確認ください。

 

 

ピンペグ

テントやタープの付属品になっていて、皆さんがよく見かけるタイプです。

アルミ製が多く強度が低く石が多い地面やビーチなど柔らかい地面は、不向きですが乾燥した地面に適しています。

 

プラスチックペグ

プラペグと呼ばれています。軽量で安価なペグです。プラペグはピンペグと同様に石が多い地面は不向きですが、ビーチなど柔らかい地面に適しています。材質がプラスチックですが先端は尖っているのでご注意ください。

 

V字・U字ペグ

軽量なアルミ製や強度があるスチール製などのバリエーションがあります。こちらも石が多い地面には不向きですが、ビーチや乾燥した地面に適しています。

 

ネイルペグ

スチール製のものが多く、釘のような形状なので打ち安いです。こちらはビーチは不向きで、乾燥した地面や芝生に適しています。

 

鍛造ペグ

鍛造(たんぞう)という加工方法で作られたペグで、スチール製が多いです。こちらもビーチは不向きで、乾燥した地面や石が多い地面に適しています。というか、堅い地面に対して威力を発揮します!

 

 

色々な種類があり選ぶに迷うと思いますが、これらをふまえテントを設営する地面に適したお気に入りのペグを選んでください。

 

ペグ最強

キャンパーの間では最強クラスと話題騒然のペグ、スノーピーク社製のソリッドステイクです。燕三条の技術者によって製造されています。これはあくまでも個人的見解です。

 

ペグの長さ 選び方

欲しいペグは決まったけど、どのサイズのペグを購入すれば良いか分からない。と思われている方に、ペグの長さの選び方をご紹介します。

 

まずテントに使用するペグは15cm~20cmくらいです。テントは本来、ある一定の風に耐えられる設計ですので、あまり長くなくて大丈夫です。地面の状況に応じて長さをお選びください。

 

一方でタープの場合は、風の影響を受けやすいのでテントとは違い長めの30cm~40cmのペグを使用することをおすすめします。ただ基本的な必要の長さをお伝えしていますので、当日の風速や地面の状況を考慮し長さを決めて打ち込んでください。

 

まとめ

ペグについてご紹介させていただきましたが、お分かりいただけましたでしょうか。

 

今回ご紹介したペグの他にも面白い形をしたペグなど、色々な種類のペグがありますのでお気に入りのペグを見つけてみてはいかがでしょうか。地味な存在ですが、縁の下の力持ちとして、無くてはならない存在のペグ。色々な材質、形状、色…悩みますが、これからキャンプを始めようと考えているあなた。ペグを制して存分にキャンプライフを楽しんでください。

 

おまけ

ペグを使って色々な活用方法もあるので、少しご紹介します。

 

・ペグを足に使い板と組み合わせるとテーブルに。

・ペグに蚊取り線香を通して蚊取り線香ホルダーに。

・ペグを刺して、犬のリードをペグに通して、ドッグアンカーに。

キャンプに行くとペグの様々な使い方も見ることが出来ますよ。無限の可能性を秘めた

ペグで新たな活用方法を発見してみては。

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